抗酸化作用の強いビタミンEを効率よくとり、細胞の酸化を抑え、目の病気を予防する

抗酸化作用で病気の進行を遅らせる

 白内障、緑内障、加齢黄斑変性症のいずれも、発症と進行には加齢、つまり身体の老化が影響しています。人の身体は、活性酸素や紫外線、排気ガスなどの有害物質により細胞が酸化されると老化が進みます。

 こうした老化現象自体はだれにでも起こるものですが、すでに何らかの日の病気が起こっている場合、その進行を少しでも防ぐには、老化の速度を遅らせることが大切です。

 それには、体内の酸化を防ぐ抗酸化作用をもつ栄養成分が役立ちます。抗酸化成分を摂取すると、それらが身代わりになって細胞が酸化されるのを防いでくれます。

 代表的な抗酸化物質には、ビタミンA・C、E のほか、ポリフェノール、カロテノイドなどがあります。

抗酸化作用で目も身体もアンチエイジング

老化 活性酸素の発生によって、細胞が酸化(老化)し、病気になりやすくなる。(たばこや紫外線、ストレスなどが原因で発生する。)

白内障・緑内障・加齢黄斑性症の原因のひとつ、全身にも悪影響を与える。

   

抗酸化成分をとると活性酸素を取り除き、老化を抑えると、目や全身の病気も起こりにくくなる。

   

抗酸化成分とは 活性酸素の働きを抑え、細胞の老化を抑える効果がある。体内で作られることができないので食事からとる。

   

ビタミンにEには強力な抗酸化作用がある

 ビタミンEには強い抗酸化作用があることで知られていますが、実はもともと人の細胞膜にも含まれています。細胞膜を構成している脂質には不飽和脂肪酸が多いのですが、これが酸化されると「過酸化脂質」と呼ばれる有害な物質が発生して、細胞が傷つけられてしまいます。

 その対策として、ビタミンEが待機しているのです。つまり、細胞の酸化を防ぐには、より多くのビタミンEがあると効果的というわけです。

 また、ビタミンEには末梢血管を広げ、血行を促す作用もあります。目の毛細血管の血流を促すのにも効果を発揮します。
ビタミンEが多く含まれているのは、主に油脂類やナッツ類などです。

ビタミンEは魚やナッツ類に多く含まれる

ビタミンEを多く含む主な食べ物

  • アーモンド   4.65mg/12粒15g
  • 落花生     1.151mg/15粒15g
  • うなぎ(蒲焼) 4.9mg/1串100g
  • ニジマス    5.8mg/100g

ビタミンCと一緒にとると効果が上がる

 ビタミンCと一緒にとることでビタミンEの抗酸化力が高まり、老化(酸化)を抑える。さらに乳製品もあわせてとると、ビタミンEの吸収力がよくなる。

「目で見る力ロリー辞典」(学研ハブリッシング)、「日本食品標準成分表2010」を参考

参考資料「目の病気」