たばこは日にも悪影響を及ぼす。進行を抑えるため、喫煙生活を断ち切ろう

抗酸化物質を破壊し、水晶体や網膜を老化させる

 喫煙が健康を害することはすでによく知られていますが、目の病気に関しても同様です。
cでは、喫煙者はたばこを吸わない人に比べて、4〜5倍も発症するリスクが高まることが報告されています。また、白内障の発症にも喫煙が影響していることがわかっています。

 たばこに含まれる有害物質もさることながら、たばこを吸うことで体内に発生する活性酸素が悪影響を及ぼすのです。活性酸素は目の細胞を傷つけ、変性させる危険があります。目の健康のためにビタミンCなどの抗酸化成分を摂取しても、たばこを吸えば活性酸素によって破壊されてしまいます。たばこは百害あって一利なしなのです。

たばこは目の老化を促進させる

たばこを吸わない人も周りに吸う人がいると、加齢黄斑変性症になる確率が4~5倍UP!

1日にたばこを20本以上吸う人は、まったく吸わない人と比べて白内障にかかるリスクが2.6倍高くなる。

ニコチンが血管を収縮させ、血行を悪くする

 喫煙すると、ニコチンの影響で血管がキュッと収縮します。全身の血管が収縮すると、当然ながら目の血管にも影響し、血行が悪くなります。

 喫煙による血管の収縮は一時的なものだと思われていますが、そうではありません。喫煙習慣がある人は全身の血管の動脈硬化が進むため、血液循環が悪くなります。これは高血圧の原因としても知られていますが、もちろん目にもよくありません。

 血行不良は緑内障の危険因子としてあげられています。つまり、目の健康を考えるなら禁煙は必須です。 禁煙治療には健康保険が適用される場合もあるので、目のためにも早めに禁煙に取り組み、努力することが大切です。

喫煙は、抗酸化ビタミンを壊す

たばこを吸うことで、老化に対抗できる抗酸化物質を壊してしまう。

喫煙することで、体内の抗酸化ビタミンが破壊される。

抗酸化ビタミンを多く含む食品

(にんじん、レモン、黒豆、ナッツなど)で増やすことができる。

禁煙外来の治療で、たばこをやめる

禁煙外来のある医療機関で治療を受けることができる。3カ月間で5日程度の診察を受け、禁煙を目指す。ホームページに記載されている条件を満たしていれば、健康保険も適用される。治療できる病院や、治療内容の詳細もホームページで確認できる。http://sugu-kinen.jp/

参考資料「目の病気」