飲む時間帯や量、ペースなどに気を配り、眼や身体の健康を考えた飲み方を

完全に禁酒しなくても、適量ならOK

 緑内障になると、アルコールは禁止だと思う人も多いかもしれません。確かに、過度の飲酒は眼圧の上昇を促しますが、日々のストレス解消や気分転換のために、適量を守って飲むなら特に問題はありません。

 ただ、お酒を飲むと食欲が増して食べすぎる傾向があるうえ、栄養成分の消化・吸収がよくなるため、カロリーのとりすぎに注意します。

 また、寝酒として飲むと、かえって眠りの質が低下するので、就寝前の飲酒はやめましょう。

 家で飲むにしろ、外で飲むにしろ、適量を守り、健康に気を使って飲むことが大切です。飲みすぎると、アルコールの分解の際に体内で活性酸素が発生し、細胞の酸化が促されることを肝に銘じておきましょう。

お酒を飲むときは、量と時間を考えて

  • 寝る前のお酒は避ける
    睡眠の質を下げることがある。
  • アルコールのとりすぎには注意
    アルコールをとりすぎるとぐっすり眠れなくなる。赤ワインにはアントシアニンが含まれているのでおすすめ!適量を守って飲む。
  • カロリーの高いつまみは避ける
    ビールだと冷奴や枝豆などが低力ロリーで良いつまみに。野菜のディップやサラダだと赤ワインにもあう。

お酒の摂取量の目安(1日)

  • ビール    中びん1本500ml
  • 清酒     1合180ml
  • 焼酎     0.5合90ml
  • ウイスキー、ブランデー  ダブル60ml
  • 焼酒     0.5合90ml
  • ワイン    120~ 240ml

「健康日本21」基本方針を参考

眼圧が急激に上がるので、一気飲みはNG

 お酒に限りませんが、緑内障のある人は、飲み物を飲むときは少しずつ、ゆっくり飲むクセをつけてください。一気にごくごく飲むと、眼圧が急上昇するおそれがあります。

 乾杯のビールは、一気に飲み千したいと思うかもしれませんが、眼圧の上昇を防ぐため、やめるべきです。

 酔うと大声を出したり、はしゃいだりすることもありますが、これも眼圧を上げてしまうので要注意です。また、酔っぱらってうつぶせの姿勢で寝てしまうことも、眼圧を上げるので気をつけてください。

 飲みすぎて酔っぱらうと、こうした注意点を忘れてしまう危険があります。楽しく飲むことはよいことですが、飲み方には気をつけましょう。

一気飲みや多量飲酒は緑内障の原因に

  • 一気飲みはしない
    急激に眼圧を上げる原因に。アルコールに限らず水分を一気にとることは避ける。
  • 大声は出さない
    眼圧を上げる原因に。
  • お酒をたくさん飲むと活性酸素が生じる
    活性酸素は、悪玉コレステロールや中性脂肪を増加させ、血液がドロドロになるので、適量以上の飲酒は避ける。
  • からあげなどの脂っこいつまみは避ける
    アルコールによって力ロリーの吸収率が高くなり、血液がドロドロになる原因となる。

参考資料「目の病気」