コレステロールは、目の老化を促進する。食事の改善と運動で白内障を予防しよう

コレステロール値が高いと水晶体が酸化しやすい

 水晶体の構成成分のほとんどは水分とタンパク質ですが、ごくわずかに脂質も含まれています。この脂質の成分が、水晶体の濁りに影響しているという報告があります。

 白内障の患者さんの水晶体には、通常よりも悪玉コレステロールが多いというのです。この悪玉コレステロールとタンパク質が結合し、老廃物としてたまるため、濁りが進むと考えられています。

 脂質はもともと酸化しやすい性質があるため、水晶体中に悪玉コレステロールが多い人ほど濁りが悪化してしまうのです。

 白内障があり、なおかつコレステロール値が高い人は、水晶体の濁りのスピードを抑えるためにも血中脂質の改善が必要です。

水晶体中の悪玉コレステロールが多い

水晶体の中で悪玉コレステロールが水晶体のタンパク質と結合し、老廃物となって水晶体にたまり、白内障の原因になる。

食事と運動で上手にコレステロール値を下げる

 コレステロールは脂質の一種で、脳や神経組織、肝臓などに存在するほか、細胞膜やホルモンなどの材料としても使われるため、身体になくてはなりません。しかし、必要以上に増えすぎると動脈硬化を促し、心筋梗塞や脳卒中の原因となるなど、非常にやっかいな存在となります。

 コレステロール値を下げるには、まず食事からとる量を減らすこと。高コレステロールの人は食べすぎや飲みすぎのことが多く、食事制限はかなり効果的です。栄養バランスに注意し、脂質をカットしましょう。

 さらに、運動によって余分な脂質を消費すると、効率よく下げることができます。運動は脂肪燃焼を促す有酸素運動がおすすめです。

コレステロール値を減らそう

食事

食事の量  これまでより2~3割減らす
食事内容  コレステロールを多く含む食べ物を避ける(卵、すじこ、レバー)

コレステロールを多く含む物には、ビタミンを豊富に含む物が多い。コレステロールイ直の高い人は、卵やすじこ、レバーなどのコレステロールの高い食品は避けたいので、ビタミンは別の食品からとるようにする。

運動

有酸素運動をする
コレステロール値を下げるには、食事と運動が不可欠。有酸素運動は、酸素をたっぷりと身体に取りこむことができるので、血液の流れもよくなり、コレステロール値を下げることができる。

参考資料「目の病気」